こんにちは!『ふらっと』です。
最近、物価高による家計の圧迫や、新NISA・iDeCoを活用した資産形成など、『お金』に関するニュースを耳にする機会が増えました。
そんな中で、こんなふうに感じたことはありませんか?
家計の支出を見直したいなぁ
お金に関する知識を身に付けたい!
こうした背景から、今『FP(ファイナンシャルプランナー)』資格に興味を持つ人が増えています。
私自身も同じ理由で勉強を始めましたが、最初にぶつかった悩みは次の2つでした。
- どんな勉強をしたらいいの?
- 忙しいので効率よく勉強したい!
この記事では、1級FP技能士に独学で一発合格した私が、【FP3級の効率的な勉強法】を解説します。
✅結論:やるべき勉強法は3つです。
- テキストを読む
- 問題集を解く
- 過去問を解く
さらに、以下の疑問にもお答えします。
- きんざいとFP協会、どちらで受験するべき?
- 勉強時間はどのくらい必要?
- 試験日までのタイムスケジュールは?
この記事を読むことで、効率よく知識を深め、合格に向けた具体的な勉強法がわかります。
FP3級を取得すると、家計の見直しや資産運用がぐっと身近になります。
合格率も高く、誰でも挑戦しやすい資格です。ぜひチャレンジしてみましょう。
まずはやってみよー!
FP3級を取得するメリット
FP3級は「お金に関する総合的な知識」を体系的に学べる資格です。
まずはどのような科目があるか見ていきましょう。
FP3級で学ぶ6科目
FP3級で学ぶ主な科目は以下の6つです。
1.ライフプランニングと資金計画
→社会保険や年金など、公的保障の仕組みを理解する。
2.リスク管理
→生命保険や損害保険の選び方や活用法を学ぶ。
3.金融資産運用
→株式や投資信託などの金融商品の基礎知識を習得。
4.タックスプランニング
→所得税や住民税などの税金に関する知識を深める。
5.不動産
→住宅購入や不動産活用のポイントを学ぶ。
6.相続・事業継承
→相続税や贈与税など、相続に関する知識を身につける。
難しそうな内容に見えますが、この6つを学ぶ具体的なメリットを見ていきましょう。
6科目から得られる具体的なメリット
FP3級を取得すると、以下のような実生活で役立つ知識が身につきます。
- 将来の不安が軽減される
→公的保障を理解することで、年金や保険を適切に選べる。 - 資産を増やす力がつく
→金融商品の基礎知識を活用して、効果的な投資ができる。 - 節税効果が期待できる
→税金の仕組みを理解し、節税で支出を減らせる。 - 住宅購入に自信が持てる
→不動産の知識を活かして、賢い住宅購入ができる。 - 相続時のトラブルを回避できる
→相続税や贈与税を理解し、適切な対策を取れる。
FP3級は「お金の教養資格」
FP3級で学ぶ内容は、日常生活や仕事で幅広く活かせます。
- 家計管理のスキルアップ
→支出を最適化し、余裕資金を作る。 - 資産運用でお金を増やす
→余裕資金を金融商品に投資し、資産を着実に増やす。 - ビジネスシーンでも役立つ
→金融業界はもちろん、人事・労務部門でも活用できる。
専門用語も多いですが、一度身につければ一生役立つ知識になります。
家計管理や資産形成を賢く進めたい方、将来に向けた安心を手に入れたい方に、ぜひおすすめです!
勉強を始める前に知っておきたいポイント
きんざいとFP協会、どちらを選ぶべき?
✅結論:どっちでもOK!
FP試験を実施する団体は2つあります。
- きんざい(金融財政事情研究会)
- FP協会(日本FP協会)
試験内容や合格基準は共通ですが、合格率に違いがあります。
わたしが受験した時はCBT(コンピューター・ベースド・テスティング)試験が無かったので、家から会場までのアクセスがよかった「きんざい」を選びました。
きんざい!?安〇先生か!?
近いから
実技試験はどちらを選ぶべき?
きんざいでは2つの実技試験を選択する必要があります。
- 個人資産相談業務
- 保険顧客資産相談業務
こちらはバランスがよい「個人資産相談業務」を選択しましょう。
勉強時間の目安
✅必要な勉強時間:50時間~150時間
金融業務経験者と初心者では異なりますが、一般的な勉強時間は50時間~150時間です。
1日の勉強時間を把握し、無理のないスケジュールを立てましょう。
試験日までのタイムスケジュール
✅結論:試験の2~3ヵ月前から勉強開始
試験勉強は短時間で詰め込むのではなく、知識を定着させることが大切です。
余裕をもった計画を立て、試験の申し込みを忘れずに。
※CBT試験では申込日の3日目以降の予約が可能です。
FP3級合格までの勉強法3選
ここからは効果的な勉強法について解説します。
勉強方法は以下の3つです。
- テキストを読む
- 問題集を解く
- 過去問を解く
1日1~2時間の勉強時間を想定して、各ステップの目安時間も紹介します。
それでは、ひとつずつ詳しく見ていきましょう!
テキストを読む(2周)
✅目安時間:2週間
1周目
- 最初は読書感覚でテキストを読み進めましょう。
- 理解できなくても大丈夫! まずは全体像を把握することが大切です。
2周目
- 2周目からは内容を理解しながら読みます。
- 時間をかけて、1周目よりも深くインプットしましょう。
問題集を解く(2周)
✅目安時間:2週間
1周目
- 問題を解きながら、自分の理解度を確認します。
- 間違えた問題にはチェックをつけておきましょう。
- 理解できなかった部分はテキストを見直して復習します。
2周目
- 同じ問題を再度解いてみましょう。
- スムーズに回答できることを目標にします。
- それでも理解できない問題は、再度テキストで確認しましょう。
テキストを読む(3周目)
✅目安時間:3日~5日
- 3周目ではポイントを絞ってテキストを読み込みます。
- この段階で初めてマーカーを引き、要点を整理しましょう。
- 苦手分野をしっかり洗い出し、試験直前の復習に役立てます。
問題集を解く(3周目)
✅目安時間:1週間
- 問題集3周目では、スピード感を意識しましょう。
- 3回続けて間違えた問題は要注意!
- 理解できるまでテキストを確認し、しっかり復習します。
過去問を解く(過去3回分)
✅目安時間:1週間
- きんざいとFP協会のHPから、過去3回分の問題を解きましょう。
- 実際の試験形式に慣れることで、本番でも落ち着いて解答できます。
- 間違えた問題は必ずテキストを読み直し、理解を深めましょう。
ここまでやれば合格点は取れていると思います!
合格後にできること
FP3級に合格しただけでは、職場での大幅なキャリアアップには直結しないかもしれません。
しかし、日常生活や今後のキャリア形成において、多くのメリットがあります。
- 自身のライフプランニングができる
→家族の将来設計、保険の見直し、老後資金の準備など - 金融知識を日常生活に活かせる
→節税対策や年金、資産運用など - FP2級へのステップアップ
→FP2級の受験資格にはFP3級が必要(業務経験なしの場合) - 家族や友人にアドバイスできる
資格取得はゴールではなく、新たなスタートです。
FP3級で得た知識を日常や次のステップに活かしていきましょう。
合格後も学んだ知識を活かしていこう!
まとめ
今回はFP3級の勉強法について解説しました。
勉強方法は以下の3つ。
- テキストを読む
- 問題集を解く
- 過去問を解く
シンプルな内容ですが、この3つを繰り返せば大丈夫です!
つぎは勉強の目安時間。
上記は毎日の勉強時間を1~2時間で算出しています。
勉強時間の確保がしやすい方はもっと早く出来ますし、家族行事等で毎日できなかった場合でも対応できるでしょう。
さいごに
当時のわたしは勉強法がわからず、最初の試験は不合格でした。
その後は今の勉強法を試し、FP2級、FP1級と独学で一発合格。
勉強法について迷っていれば、この方法にチャレンジしてみてください。
FP3級は誰でも挑戦できる資格です。
効率的に勉強して合格を目指しましょう!
思い立ったが吉日!今日から勉強をはじめてみよう!
今回の記事が何かのキッカケになれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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